いやぁ〜、人が叱られているのを隅でこっそり見たりするのが好きなのは私だけでしょうか?この日、私は上司、ほりHが部下、ワタル先輩を厳しく指導している現場に出くわしたのでした。こういう緊迫した状況は当人同士は真剣なのでしょうが傍からみていると笑いを誘います。以下、写真を撮りながら聞き耳を立てていたので正確さに自信はありませんが、この上司と部下のやりとりをかいつまんでお話し致しましょう。
場面その1
ファーマーズ閉会の挨拶が終わって
『君さぁ、今のような終わりの挨拶でお客様や出店者さんの心に響くと思ってんの?』
『ほらね、君はいつもそうなんだよ。自分に都合が悪くなるとすぐにご先祖様の霊を呼び出して、助けてもらおうとする!』
『そんなんじゃあ、いつまでも成長しないぞ!もし明日の挨拶がしっかりできなかったら君にはこの役目から降りてもらう。チャンスは1度だけだ。わかったな!』
場面その2
翌日、閉会の挨拶の直前
緊張で顔が真っ赤になっている部下、ワタル先輩。
不穏な空気を漂わせてニッコリ微笑む上司、ほりH。
緊張してなかなか言葉がでてこないワタル先輩に何か思いやりのある言葉をかけていたようですがよく聞き取れませんでした。
たぶん、『君なら出来る!』とか『ご先祖様が見てるぞ!』とかそんな類いのことのようでした。
そして、いよいよワタル先輩に運命の瞬間が来ました!
褒められてうれしそうなワタル先輩
『よくやったじゃないか。これからもこの調子でがんばれよ。』ワタル先輩は上司、ほりHから、見事お褒めの言葉を頂きました。おめでとう!
まっ、私としては褒められるほどの挨拶だったかぁ?との思いもありましたが、これが部下を上手に育てる上司、ほりH流の秘訣なんだろうなと感心したのでした。まさに雨降って地固まるですね。