2011年12月20日火曜日

掃き掃除の達人、清田くんの流儀。

『僕、こう見えて、結構料理がうまいんですよ。新年は手作りのおせちで祝おうと思っています。』と、めがねの奥のつぶらな瞳を細め、遠くの何かを見つめながら清田くんは厳かに語り始めた。『でも、その前にまずは大掃除ですよね。僕にとっての大掃除は1年間の総決算なんです。普段はなかなか手が回らない窓ふきや天井のほこり払いなどをこの1年を振り返りながら丁寧に時間をかけてやるんです。そうすると、忘れかけていた様々な事がふと思い出されるんです。あのとき、なんであんな事してしまったんだろうとか。それはもう、後悔だったり、恥じらいだったり、いろいろな感情が入り交じります。でもその後必ず、目の前が開けるんです。大掃除が終わる頃には部屋も自分自身もすっかり新品になったような気さえします。そして、なにか新しい事に挑戦したくなるんです。だからこの年末は築地に買い出しに行き、かまぼこや伊達巻きも自分で作ってみようと思っています。』
すっ、素晴らしい!清田くん!
清田くんのお話が終わる頃には私の背筋も心なしか伸びた感じがしました。そして、来年はがんばってみようかなと思いました。



築地への買い出しの定番  市場かご6番 ¥10,500
90歳の群馬の職人さんの箒 二段巻き長柄 ¥  9,980
以上 ナチュラルクラフトショップ

緑色のベレー帽
橙色のセーター
紫色のスニーカー
大変申し訳ありませんが、この3点は当店では販売しておりません。